中村てつじ「日本再構築」ブログ

中村てつじが詳しく説明いたします!! 日常活動のブログと分けました!

マンションの「外断熱」

マンションにお住まいの方!

  • 冬は、暖房を止めれば、すぐに寒くなる。
  • 夏は、冷房を止めれば、すぐに暑くなる。

・・・そんなマンションに嫌気がさしていませんか?


「どこか、そんな問題を解決してくれるマンションがないかな?」
と思っていらっしゃいませんか? 実は、あります。

アメリカやヨーロッパでは当たり前。それが、「外断熱マンション」です。


「外断熱」(そとだんねつ)とは、マンションなどのコンクリート建造物の躯体(「くたい」=構造体のこと)の外側に断熱材を巻きつける断熱工法のことです。


現時点の日本のマンションのほとんどは、「内断熱」(うちだんねつ)です。「内断熱」とは、コンクリート建造物の躯体の内側に断熱材を吹き付ける、もしくは、貼りつける断熱工法のことです。

日本は、外断熱の良さがあまり省みられることなく、防火の面から内断熱のマンションが普及しました。

今は、技術も進化し防火の機能も問題なくなり、外断熱の良さが省みられるようになってきました。しかし、マンションの売り方の問題などで、大手のデベロッパーは外断熱のマンションを売れないのです。

マンションの建築期間はおよそ一年半です。マンションの販売は、その建築期間にマンションの売買契約を結び、完成時に引渡しをするという商売の仕方をしています。大手デベロッパーが外断熱マンションを売ろうとすると、現に今売っている内断熱のマンションは何なのかということになります。そこで、大手のデベロッパーは、外断熱のマンションを売ることができないのです。


「外断熱」マンションのメリットは、大きく分けて、以下の3つです。

  • 長寿命
    • マンションの躯体が外気にさらされない。そのことで、気温の変化や風雨の影響を躯体が受けないために、躯体が痛みにくい。つまり、100年でも、200年でも持つ、長寿命建造物ができる。
  • アレルギー対策
    • コンクリートの内側に断熱材があると、冬場には、室内の水蒸気が壁面の近くで冷やされ、結露し、カビやダニの発生原因になります。マンションに住んでいる人で、アレルギーの方は、これが原因の可能性が高いです。実際に、アレルギーに困っている人が外断熱のマンションに住むことで、解決したという事例があります。
    • 外断熱マンションでは、一年間を通じて室内気温の変化が乏しいので、あまり暖房や冷房をかけなくてすみます。


このような特性から、アメリカやヨーロッパでは、外断熱マンションが当たり前となっているのです。


「外断熱について、知りたい!」という方にお薦めしたいのが、この本です。


2004年夏、私は、著者の堀内正純さんや外断熱に取り組む皆さんと一緒に、ドイツに行きました。スタディ・ツアーです。


そのときの経験を基にして行った国会質問が、2005年4月26日に衆議院決算行政監視委員会第四分科会で行った質問です。
http://tetsu-chan.com/katsudo/kokkai/gijiroku/050426.html


この本は、断熱の基本的な知識から分かりやすく書かれています。これから、「マンションを購入しよう」と考えている方には、是非、読んでいただきたい本です。