国益と外国人問題

私が、代議士時代に取り組んできた問題の一つが、外国人問題でした。

社会が不況になり厳しくなってくると、外国人に対して差別的な風潮が生まれてきます。しかし、これだけ国力の大きな部分を対外的な貿易に頼っているわが国において、外国人を排斥するような風潮を作ってしまうと、海外に出ている日本人が外国で好ましくない対応をされることになります。


「自分が相手を攻撃すれば、相手からも攻撃される」というカンタンな話なのですが、私自身、多くの外国人に接するまでは、そのことが容易には理解できませんでした。

国内の外国人問題を解決するということは、「とても大きな国益につながるが、票にはならない」と分かりながらも、「気づいたものはやらなくてはならない」との思いで、取り組んでまいりました。


昨日、外国人問題をともに取り組んできた仲間に、「励ます会」をしてもらいました。来ていただいた方々とお話をして、今回の私の落選によって、市民運動をしてきた人たちに、「法律を変えるためには政権交代が必要であり、そのためにも選挙にもっと積極的に取り組まなければならない」ということを気づいていただいたきっかけになったようです。

まだまだ捨てたものではない。頑張ろうと思いました。