精神の病と障害

衆議院議員在職中に、力を入れていた課題の一つが、精神の病や障害でした。

精神の病や障害というものは、社会的な差別や偏見が強いです。当事者であっても自分がそうだとは認められないというハードルがあります。

しかし、うつにしても、統合失調症にしても、今は治療ができる病気になっています。また、精神障害についても、例えば、私の地元では社会福祉法人「萌」などが、きちんと地域に開かれた活動をしています。

大和郡山市の「松籟荘」にできる新施設は、建設が強行されるようです。私は、このような精神病者精神障害者に対する差別が助長される施設の建設に対しては、一貫して反対の立場をとってきました。国が地元住民の理解も得ずに、建設を強行することは、利用者である精神病患者にとっても、地域の地元住民にとっても、不幸な結果になる・・・、と残念な思いでいます。