2回目の講義


大阪経済法科大学の2回目の講義。

私は、私語についてかなり厳しいことを申し上げているのですが、それにもかかわらず、今回も「月3」の講義には280人もの学生に出席をしていただきました。


「学生の私語は許さない。それは、他の学生の講義を受ける権利を侵害するから。静粛な環境で講義を提供することは、大学と学生との契約において、大学側の義務であると私は解している。だから、私は、教員として、大学から委嘱を受けた者として、他の大学生に迷惑をかける私語については、注意する義務が大学と私との契約において含まれている。出席は取っているので、私語をしたい学生は退席していただいて結構。」


実際は、レジュメに書いて丁寧に詳しく説明していますが、簡単に書けば、上のようなことを申し上げています。ただ、このような厳しいことを申し上げても、数名の学生が途中で退席することはあっても、大部分の学生の皆さんは静粛に講義を受けていらっしゃいます。この学生の皆さんは非常にやる気があります。このような学生の皆さんに教えさせていただけることは光栄なことです。その代わり、この気持ちに答える講義を提供することはとても大変です。


今回配ったレジュメは、12ページ。A3裏表でも、計900枚刷らなくてはなりません。講義の前に、大学に行ってリソグラフで刷るのですが、他の教員の方ともバッティングするので、だいたい1時間は見ておく必要があります。

このように2コマの講義をするのに、講義の数日前から準備をして、レジュメの印刷と講義後の出欠の処理・レジュメの管理などで丸一日は大学に居ることになりますが、とてもやりがいがあります。

頑張ろうと思います。