(4)対案としての非典型労働者優遇策


ホワイトカラー・エグゼンプションに対する「対案」として何があるかと尋ねられたら、私は、迷いなく「非典型労働者への優遇策を採ること」と答えます。このブログの[格差論を越えて](2)でも書きましたが、私は、パートなどの非典型労働者に対して、正規社員との待遇を均等にする法律の必要性を訴えてきました。
http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20061201


ハタラクとは、「ハタ(周り)をラク(楽)にすること」とは、よく言ったことだと思います。ただそれも、何も企業を楽にするためのものではなく、自分の働きによって周りが良い環境になることが、自分に還ってくるという考え方を示したものでしょう。

ホワイトカラー・エグゼンプションへの反対は、非典型労働者から「正社員優遇だ」と反発されるおそれがあるという御意見をいただきました。そこで、重複になりますが、非典型労働者優遇策について書いた[格差論を越えて](2)を紹介させていただきました。

http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20061201


御意見を賜れば幸いです。
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