衆議院奈良2区・民主党候補決定
私が参議院議員となり、私が衆議院議員を務めていた奈良県2区について、民主党候補は決まっていませんでした。
昨日(12月4日)、民主党本部は、次期衆議院奈良県2区の候補として、滝実(たき・まこと)衆議院議員を推薦すると決定しました。そして、本日、記者会見を行いました。
私が2000年・2003年・2005年と3回にわたって戦った相手だということで、おそらく、私の支援者の中にも違和感を持つ方が多いと思います。しかし、参議院選挙後、滝代議士を擁立する方針を打ち出したのは、ほかならぬ私でした。
衆議院選挙を戦っていたときから、滝代議士の主張と私の主張は似ていました。ただ違う点は、私が自分の党の方針であるのに対して、滝代議士の場合は御自身の党の方針とずれていたという点。
そういう意味では、特に、前回の郵政選挙以来、主張に大きな違いはなくなっていました。
一方で、現職自民党議員と私たち二人の主張は、大きく異なります。滝代議士が、私たち民主党と共に戦うということは、現時点ではむしろ自然なことです。
滝代議士は、新党日本の比例区候補として当選なさっているので、現時点で民主党に入党すれば、公職選挙法の規定により議席を失うことになります。そのため、現時点では無所属・推薦という形を取っています。
今回の推薦は、衆議院の解散の際には、入党・公認という方向を含んだものだと言えます。
とは言え、自民党の元代議士が民主党の候補となることについては、民主党支持者を中心にしてとまどいも大きいことが予想されます。ある意味では、そのとまどいを解くのは私の使命だとも言えます。
次期衆議院選挙に向けて、私は滝代議士と二人三脚で取り組んでいくつもりです。