国政への拡大法案は廃案へ


今日(2008年6月19日)の参議院国対委員長会談で、現在参議院にかかっている法案は全て廃案になることが決まりました。明日の会期末処理では、どの法案も継続案件にならないことになります。


それゆえ、国政への拡大を内容とする電子投票法案も廃案になることが決まりました。明日の参議院倫理選挙特別委員会でも、継続処理がなされないことになります。


今回の電子投票法案で、私も色々なことを学びました。

議員立法が会期末にやってきたときには、十分吟味しなくてはならないこと。法案担当者になっていなくても、突然指名されることがあるので気をつけなくてはならないこと。そして、参議院第一党になれば、衆議院で通ってきた法案であっても、野党の立場で止められるということ。

また、与党が自分たちの法案にもかかわらず、与野党合意の後、与党の内部で法案に対する再検討がなされ、採決に到らなかったことについては、文書での回答が必要なぐらい重大なことです。与党の担当者には、反省を求めたいと思います。


長かった電子投票法案とのつきあいも、明日が一つの区切りとなります。

再提出の際には、ゼロからの党内審査が待っています。たくさん指摘された問題点を、次はきちんとあらかじめ解決することが求められます。