国の借金は団塊ジュニアが背負う


私は、自分の世代の人たちには「何が何でも健康です。病気の予防をしよう。保健に力を入れよう。」と申し上げています。それは、私たち団塊の世代ジュニア(1971年〜1974年生まれ)は、(上の世代が作っている借金を含めて)上の世代の面倒を見ないといけないのですが、少子高齢化の進展により、自分たちの後の世代には自分たちの面倒を見てもらうことは物理的に不可能だからです。


「2050年の日本」ということを話しています。国立人口問題研究所の予測では、2050年、日本は、70才代後半にピークが来る人口ピラミッドになります。つまり、私たち団塊の世代ジュニアが人口構成の一番大きなコブになります。

私たちの世代は、「世代間扶養」には頼れない世代になります。私たちの世代は、「世代「内」扶養」です。元気な者が、病気になった同世代の者を支えることになります。

そのとき、私たちは、自分の同級生に自分のおしめを換えて欲しいと思うか?!


そうならないためには、私たち団塊の世代ジュニアは自分の体を自分で守るしかない。


私のこれから10年ぐらいの課題は、自分の世代の人たちに「どうすれば健康になれるか」というソリューション(解決策)を提供することだと思っています。そのためには、私は自分の体を使って、無理のないような形での健康法を検証することが必要だと思っています。

「かまいけ式食事術」についても周りの賛否が分かれますが、実践しつつ検証していくことが必要です。


つまり、私たち団塊の世代ジュニアは、働ける人は死ぬまで働く。そして、死ぬまで働ける人が一番幸せだったと思われる時代になります。間違いなくそうなります。

そして、今ある「国の借金」は、「子どもの世代が背負う」と言われていますが、実際はそうではありません。私たち団塊の世代ジュニアは、上の世代のように「逃げ切れ」ません。私たちが背負う以外方法がありません。


今は理解してもらいにくい考え方かも知れませんが、2050年には常識になっている。私は、確信しています。

換言すれば、私たちの世代は、連帯して政治的な行動を起こす必要があります。

このような私の姿勢は「未常識」かもしれませんが、必ず分かっていただける日が来ると思います。