中村てつじ「日本再構築」ブログ

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住宅版エコポイントと断熱材不足(品切れ)


今朝も寒かった。住宅政策に関わるようになって、過去に実家でやっていたリフォームももっと工夫すべきだったのではなかったかと悔やんでいる。


今年は住宅版エコポイントが始まって、この寒い時期に断熱材(グラスウール)が不足するようになってしまった。(品切れ)

急遽、断熱材を韓国等から輸入しようとしても、日本のJIS規格(低ホルムアルデヒドの基準(フォースター:☆☆☆☆))を取っていないために、なかなかそのまま輸入するのは難しい。韓国にもJISの認定機関が2機関あるのだが、このような事態を想定していなかったので、対応に追われている。


政権交代により住宅について省エネ基準(省エネ法平成11年基準)を2020年までに義務化することが決まった。推奨基準を義務化する場合には、義務化するに足りる厳格な基準にする必要がある。今、そのための工程表がやっとでてきたような状態だ。


日本の成長産業は何かと言う時、国内では何と言っても裾野の広い住宅産業が重要になる。

少子化で人口が減りつつある。
空家が増えてくる。平成15年→20年(5年間)で、650万戸→750万戸。
家を建てようとする若い世代の収入が少なくなってきている。

必然的に、リフォームに力を入れて、中古住宅が流通するしくみを作らなければならない。


こういうことで始まった住宅版エコポイントなのだが、グラスウールが足りなくなった。メーカーは「住宅着工件数も減ってきたので、生産量を減らすようにしてきた。」と言っている。

今回のグラスウールの需要増は、家電版エコポイントのように需要の先食いではない。暖房を入れないでも冬に暖かい家に住めるようにする。冬にお風呂場やトイレで、お年寄りがヒートショックで倒れないようにする。「国民の生活が第一」の日本社会を作るために、政権交代した日本の新しい政治が目指している方向で、需要が増えているものである。

断熱材メーカーは自ら「斜陽産業」と言わずに「成長産業」だと思ってもらいたいものである。