逆進性対策の具体案を決められない政府


昨日14時から、逆進性対策を議論する会議、第4回民主党「簡素な給付措置・給付付き税額控除」WT(ワーキングチーム)が行われました。そこでは、政府から逆進性対策の具体案が示されるはずでした。

しかし、そこで示された政府の方針(5大臣会議による「基本的考え方(案)」)は、2月17日閣議決定の「大綱」を若干修正するものに留まり、対象者や金額、財源を示すものは一切ありませんでした。これでは、議論もしようがありません。


民主党の中に居る者がこのように憤りを感じているのですから、一般の人が民主党に対して不満を抱かれているのは当然のことだと思います。

何とかまともな政党に戻していかなくてはならないのですが・・・。


このままでは、与野党協議を呼びかけても、野党は協議に応じてこないでしょう。野党を協議に引きずり出すためにも、昨日のブログに書いたように、充実した内容の逆進性対策を政府与党で決めなければならないはずです。