勝谷誠彦さんの分析を紹介


ジャーナリストではないと「コラムニスト」を自称される勝谷誠彦さんの有料メルマガ(注:正確には有料配信の私信)が面白いです。

生活の党の前身である「国民の生活が第一」結党記念パーティーで乾杯の音頭を取って頂いたのが勝谷さん。小沢氏が会長だった政策研究会「新政研」(新しい政策研究会)の講師にも来ていただいたことがあるので、私も毎月購読をさせていただいています。


この7月22日の配信では、参院選挙の総括が載っていました。私信のため長文を引用することはできないのですが、生活の党について述べているさわりのところだけ紹介いたします。

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 今回の選挙は根っこに「改憲」「安全保障」があって、その上に「TPP」「消費増税」「原発の有無」がのっかっていた。それらのいずれもちゃんと対立軸として成立しなかった。ひとつをとっても充分にたいへんな論戦をするべきものなのに。

 たとえば小沢一郎さんの生活の党は「TPP反対」「消費増税反対」「原発反対」である。私から見れば実に真っ当な主張というほかはない。

しかもこれ共産党と全く同じなんですね(笑)。共産党が伸びたのは、このベクトルの主張にある程度の支持があったからで、それは当然のことのように思われる。

しかし生活の党は沈んだ。「小沢潰し」が今のところは成功しているわけで、役人と大マスコミは喜んでいることだろう。小沢贔屓で悔やんでいるのではない。そういう現象を誰も指摘しないので私は書き置くのである。

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オーランチオキトリウムに対する積極的な投資をすべき等、勝谷さんの意見を党の政策にもっと取り入れるべきだと私は党内で主張して参りましたが、このような選挙総括についても、参考にさせてもらうのがいいと思います。


ちなみに、勝谷誠彦さんの有料配信は以下のサイトから申し込めます。
購読料は1ヶ月875円です。
http://katsuyamasahiko.jp