なぜ安倍総理は解散・総選挙を行うのか?
来週初めにも、衆議院が解散され、総選挙ということになりました。私も、中央の政党間協議で野党統一候補に選ばれたときのため、今週は急いで選挙準備に入ったところです。ブログの更新も後回しになりました。申し訳ありません。
10月30日(木)のメールニュースでは、以下のように書きました。
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最近「年内解散か」という話も出てきています。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154487/1
今年の12月に、安倍総理は消費税を10%に上げるかどうかの最終判断をするようです。申し上げて参りましたように、消費税増税の厳しい影響は未だ第一段階です。来年春には8%の納税が始まります。資金繰りがつかなくなった企業は困り、賃上げどころか賃下げになります。個人消費は更に落ち込み、第二段階の厳しい影響が始まります。
そして、来年10月に10%への税率引き上げで第三段階、再来年春には10%の納税により第四段階となります。
10%に上げる本当の目的は、来年春、統一地方選挙の時期に、駆け込み需要を起こして8%納税の厳しい影響を緩和するためです。
このように考えると、来年、再来年と、時間が経つほどにアベノミクスの失敗がハッキリします。安倍政権は衆議院を解散する時期を失い、任期満了まで追い詰められて行きます。
最近「年内解散か」という話が出てきているのは、安倍総理が消費税を8%に留めたまま信を問うてくるのではないか、という読みがあるからです。
私が安倍総理ならば、そうします。野党が統一的な動きになるまでに総選挙を行い、長期政権への賭けに出ます。
果たして、どうなりますか。私はどんな状況になろうとも、もう一つの代わりうる選択肢を作るため、これからも地道な取り組みをこつこつと続けて参ります。
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というようなメールニュースを送った後、慌ただしく半月が過ぎたわけですが、自分の読み通りになっているのが怖いくらいです。
安倍政権が解散をするのは、4月になるとアベノミクスの失敗が誰の目にも明らかになるからです。今回の解散に大義がないのは、安倍政権の「自己都合解散」だから。全く国民をバカにした話です。
という私も、今のところどのような形で解散や総選挙を迎えるのか、未だハッキリしていません。生活の党と他野党が奈良県2区をどのように捉えるのか、中央の判断に任せるしかありません。
いずれにせよ、一番重要なのは、野党が統一候補を立てること。私は自分が統一候補にしていただけるにせよ、していただけないにせよ、安倍政権に対抗する勢力を作るため、身を捨てて取り組んでいく覚悟です。