認知症サポーター養成講座を受けました


先週の日曜日、認知症に関わる地域の人たちが集まる座談会に参加いたしました。
在宅療養の会「在宅ネットさが」で告知されていました。
今回は第1回で「認知症サポーター養成講座」が開かれていました。


地域包括支援センターの職員さんが、認知症について教えて下さいました。
奈良に居る時に「バリデーション」という認知症の方に接する方法を教えていただいたことがあります。
興味深く、また共感をしながら拝聴しました。


認知症はボケでも何でもなく、今までできていたことができなくなるという機能障害です。
その結果、起こることは本人が一番気づき傷ついていることだと教えていただきました。


最近、私は、正しさよりも人の感情に興味が向いています。
私は今まで正しいことを実行することを基準にして生きてきましたが、
ある人にとって正しいことはある人にとっては正しくないこともあります。
そこで立場を越えられるのは人間性、その人の感情に寄り添えるかどうかということだと感じています。


認知症の人への対応は、まさにその人の感情に寄り添えているかどうかが問われることになります。
極めて専門的で繊細な感覚がいります。
介護職の皆様に求められていることの重さを実感しました。


また介護職の皆さんがおかれている状況についても伺いました。
私は民主党政権時代に介護職の待遇改善に取り組んできましたし、
昨年の参議院選挙でも介護職の皆さんの待遇改善こそが経済政策になると訴えました。
だから、自分たちの取り組んできたことの価値を再確認できました。
自信をもって訴えていかないといけないと思いました。


これからもいろいろな現場に入っていきたいと思います。
お声がけ下さい。よろしくお願いいたします。