オスプレイは佐賀空港にやってくるか?!

政府は佐賀空港自衛隊オスプレイ配備したいと表明しています。
一昨日、佐賀県が一定の見解を表明しました。

オスプレイ計画を一定評価 県、論点整理素案を公表「漁協理解なければ困難」(佐賀新聞 2017年05月31日)
http://www.saga-s.co.jp/column/osprey/21601/433901

私もよく賛成か反対かを訪ねられます。
昨年の参院選の時から、私は賛成や反対を言う以前の問題だと申しております。政府はオスプレイ島嶼防衛に使用すると言っています。しかし、制空権が自国にある場合には、オスプレイでの輸送は必要ないですし、制空権を他国に握られている場合には、オスプレイは撃ち落とされます。

一機200億円のオスプレイをなぜ買わなくてはならないのでしょうか。
私には、よく理解できません。
防衛上の必要性はありません。
それよりも、戦闘機であるF35を早期に整備した方がいいと思います。

つまり、オスプレイを買う本当の目的は、アメリカから武器を買うことそのものにあるのだと思います。

また、アメリカ側にとっては自衛隊オスプレイ配備アメリカの国益にプラスになるという面もあります。改正された日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインでは、日本の自衛隊はアメリカ軍と一体となって行動することになりました。佐賀空港自衛隊オスプレイ配備されると、アメリカが佐賀空港を使いたいということになった場合、日本側が拒めるような約束はありません。

佐賀新聞も解説で今回行われた県の評価が「計画受け入れの議論を促す可能性もある」と述べています。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/433900
一人の県民として、私ももう少し突っ込んだ分析が欲しいと感じました。