生駒市長選挙

12月17日の「コメント欄」に、生駒市長選挙についての私の考え方を問うものがありました。生駒市長選挙については、今月の15日告示・22日投票という日程で行われ、直近に迫っています。そこで、少し私の立場を説明しようと思います。

現職候補については、4年前の市長選挙で3期目の立候補に対して、政策協定を結んで民主党は推薦という形で応援をしました。しかし、1.この4年間の政策協定に対する現職市長の取り組みが不十分であること、2.多選(4期目)のため、民主党の推薦基準の内規に抵触すること、などの理由から、応援をすることができないという結論になりました。

また、市民の皆様からは「それならば、独自候補を出すべきだ」というご意見もございます。民主党生駒市支部としては、民主党所属の県議会議員市議会議員が中心となって、市民運動から「ローカルマニフェスト」(地方政治における政権公約)を作ろうと、その方向性を模索していました。

しかし、ローカルマニフェスト運動からは、候補者を出すには至りませんでした。今、事前の政治活動をなさっている「山下まこと」氏についても、このローカルマニフェスト運動に参加しておられた方ではあるのですが、この運動とは関係のない形で、立候補の意思を固められたという報告を受けています。

以上のような状況の中で、民主党としては独自候補として第三の候補を擁立すべく努力を続けてまいりましたが、12月末をもってほぼ断念せざるをえないような状況となりました。引き続き、候補者の擁立には取り組んでいるところですが、以上の経緯から、今回の生駒市長選挙については、現時点で、民主党は中立的な立場をとっています。

今回の市長選挙に対する以上の方針については、残念に思う市民の方もたくさんいらっしゃることは十分に理解しています。来年の統一地方選挙にも影響することだとは理解していますので、その分をしっかりと取り戻すべく、私自身の日常活動の展開を再検討する必要を感じています。