はじめての講義


妻の死去により、今年からの大学の講義を2日も休んでいました。
4月24日が、初めての講義になりました。

3限目が、「地方自治と市民」という講義。びっくりしたのは、教えるのが今年初めてという教官の講義を、360名もの学生の皆さんが履修登録をしてくれていたこと。自分のもてる力を最大限に発揮して、何とかして学生の皆さんの期待に応えたいなあ、と思っています。

4限目が、ゼミ。こちらは、うってかわって6名の登録。うち4人が4年生だったので、結局、出席したのは2年生の2人だけ。でも、その分、お互いに顔をつきあわせてのゼミができそうです。

一つがマス授業で、一つがオーダーメイド授業。
どちらも、とてもやりがいがあります。


「教える」ということは、「これからの人たちに自分の経験や考えを伝える」という崇高な行為です。人間にとって、もっともすばらしい行為だとも言えます。

だから、私は、「教えさせていただく」という気持ちでいます。

なかなか思い通りにはいかないでしょうが、とにかく一年間、頑張ります。