この国ニッポンの「戦闘力」

今日は、仲間が主催するアニメ映画の上映会に参加しました。私は、受付担当。
結局、3本立ての3本目、しかも最後の方しか見られなかったのですが、父がよく話してくれた大阪大空襲の話を思い出しました。

焼夷弾」(しょういだん)という、油の詰まった筒が爆弾として落ちてくる。油なので、水をかけるとかえって燃え上がる。木造住宅は、ひとたまりもなく燃え尽きてしまった。


国際法に違反する、民間人をも虐殺する大空襲を、なぜアメリカは実行したのか。そこに思いが至りました。


昨日の小川さんの本のことを思い出し、私たちは、本気でこの国ニッポンが「戦力投射能力」を持つ国になった場合の「戦闘力」について、想像してもいいのではないかと思いました。

アメリカにとって、枢軸国の中で、最後までしぶとく戦ったのは、日本。
だから、どうしても「味方」にしておきたいという気持ちで、同盟関係を結んでいるのではないか。

もし、日本が「戦力投射能力」を持つ国になった場合、アメリカが一番嫌がるのではないか。

地政学的に見ても、日本からアメリカ軍基地がなくなった場合、アメリカはアジアに戦力の展開ができなくなる。湾岸戦争イラク戦争の際に必要だった軍事物資の補給もできなくなる。


日本は、もっと自分の国に誇りを持っていい。
この国が、憲法9条を持ち、「平和主義」を高らかにうたっていることに胸を張っていい。

他国から見て明らかに「軍隊」である「自衛隊」を、「自衛隊」と自称しているのは、自制の気持ちの表れであるということをハッキリと言えばいい。


そんなことを思った一日でした。