「子どもを産む機械」発言と民主党の役割


柳沢厚生労働大臣が、「子どもを産む機械」と女性を表現したことが問題になっています。

私は、批判することはマスコミや国民の皆様に任せて、民主党は柳沢厚労大臣の資質について触れつつも、建設的な政策の提起に時間と労力をかけるべきだと考えていました。


先日、このことを奈良のマスコミ各社の記者さんたちと話したところ、「それは違うのではないですか。政治の現場で、批判できるのは野党、それも最大野党は民主党なのだから、民主党がきちんと批判してくれなければ、女性は救われませんよ。」と言われてしまいました。


審議拒否については「それはやり過ぎ」と意見は合いましたが、「批判すべきことは批判しつつ、しかし、批判ばかりではない建設的な提言を行っている」という姿を民主党が見せていくことが民主党に問われている役割なのだと強く感じました。バランスは難しいですが、常にその点に意識を持つ必要があるのでしょうね。