今年からの日本の進むべき道は


あけましておめでとうございます。

私の年始は、10月に購入していて段ボールを開けていなかったパソコンのセットアップから始まりました。

と言っても、年始の挨拶などで酒に酔ってやっているので、時間がかかってしまう。

その結果、新年のブログの更新も2日になってしまったわけです。


◇ 今年は経済の構造改革の年

今年は、これからの経済の構造について国民全体の検討が必要になる年です。

今まで、私も日本経済の構造改革について提案をしてきましたが、それについてもより詳しい問い合わせがくるのではないかと感じています。

日本経済について、基本的に考えている方向性は、昨年のブログにも記事として書きました。(ブログなので、要点だけを書いた記事です。)
http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20081127


今年の国民的議論では、いわゆる「竹中路線」でも「利権バラマキ路線」でもなく、第三の道が必要になります。方向性としては、「マクロで考える」のではなく、「現代が情報通信革命期にあることを認識して、一つ一つの産業分野ごとにミクロで考える」ことが大切です。


竹中さんも、テレビで話していることを聞けば、「いいこといってるじゃないの」という印象を私でも持ってしまいます。

しかし、問題なのは、「マクロで考えて大方針を決め、個別課題についてはそれをそのまま当てはめて演繹的に答えを出していく」という荒っぽい手法です。

確かに、今までの日本という「土建国家」を自民党的手法で解決するためには、このような荒っぽい手法が必要だったのかもしれません。

ただ、限界として、小泉・竹中路線というものは、道路族・農水族の利権に踏み込めなかった。その結果、昨年、道路問題がクローズアップされる結果になりました。


ものごとの本質はどこにあるのか。

世界がフラット化する中で、日本国民はどのように生きていくべきなのか。

政治家は、国民に直接語る必要があります。



◇ 動画のコンテンツも

昨年、高校の先輩で物書きをされている竹林篤実さんという方から「動画のコンテンツを配信したらどうですか」と尋ねられました。
http://d.hatena.ne.jp/atutake/


動画コンテンツについては、1999年にメルマガを発行したときから、なんとかネットに載せていく必要があると思っていました。しかし、ストリーミングの問題や録画のデジタル化の問題などがあり、なかなかうまく行きませんでした。

昨年、SDカードで撮れるビデオカメラを買ってみて、「これを使って何とかならないか」と思うようになりました。


動画サイトの注意書きを見ると、「カメラ単体で撮るのではなく、マイクをつけましょう」と書いてあるし、技術的にも今の段階でどうすべきなのかは分かりません。また、どのような内容にするのがいいのかも分かりませんが、試行錯誤でやっていこうと思います。


方式として良さそうなのは、インタヴュー形式。

先日、ある大学のゼミに呼ばれて「若手政治家の考えていること」というテーマでインタヴューを受けました。

そのやりとりを自分で経験して、文字で書くよりもわかりやすい説明をしているなと実感しました。

座談会「中村てつじと話す会」も、ビデオに撮ってテーマごとに編集するということで、コンテンツを作れるようにも思います。



でも、まあ、言うは易く行うは難し。
今年もがんばります。


参議院議員 中村てつじ
メルマガ「国会からの手紙」
http://archive.mag2.com/0000016530/index.html
公式サイト
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メール 御意見を賜りますよう、お願いいたします。
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