両院の議員総会で続投了承


先日のブログで書かせていただきましたとおり、一昨日(2009年3月27日)、両院(衆議院参議院)の民主党議員による総会(代議士会と参議院議員総会)が行われました。
http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20090327


先に行われた12時30分からの参議院議員総会では、質問も出ず、全員の一致した意志が示されました。小沢一郎代表の続投が了承されました。昨日までのテレビや新聞やを見る限り、民主党参議院のこのような状況はあまり伝えられなかったようです。

テレビや新聞では、衆議院議員の総会(代議士会)で小宮山洋子議員や近藤洋介議員が発言したことが取り上げられていましたが、衆参合わせての議員の構成から見ると、圧倒的に少数意見であると言えるでしょう。


こういう状態を見ると、「民主党は確実に組織として成長してきた」と実感します。


「政治とカネ」の問題については、国民の不断の監視が必要です。一昨年末の政治資金規正法の改正により、一定の前進が見られましたが、そのときの与野党協議においても、改革に消極的だったのは、与党でした。

小沢一郎代表の当時の強い主張により、一円からの領収書の公開を民主党は主張しました。そして、与党もそれを一定程度受け容れ、今年度(今年1月1日〜12月31日)の収支報告書から公開が義務づけられます。それに合わせて、外部監査の法定化もなされました。

しかし、これでもまだ不十分であるのではないかということは、議論の余地があると思います。ただ、これも、政権交代がなされ、今の野党側が衆議院でも多数を取って議論をリードする状況ができなければ、なかなか現状では難しいと言えます。


私の政治資金のほとんども、党本部からの政党支部への「政党交付金」・国会議員に与えられる「文書通信交通滞在費」・自分への給料である「議員歳費」と、財源が税金であるものです。もちろん、個人献金や党費・サポーター会費などで支援者に支えていただいておりますが、全体の経費の1割もまかなえていません。

この部分についても、より個人献金がしやすくなるような制度の改正と国民的な運動が必要だと感じています。


皆さんからのご意見をお待ちしております。


参議院議員 中村てつじ
メルマガ「国会からの手紙」
http://archive.mag2.com/0000016530/index.html
公式サイト
http://tezj.jp/
メール 御意見を賜りますよう、お願いいたします。
m@tezj.jp