「前川きよしげ」公約を守った政治家

6月初めから「プレス民主号外」として配っていたビラです。

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前川きよしげ参議院議員のことを、一言で言えば「皆様との公約を守った政治家」。私は、同じ参議院議員として近くで見てきました。誰でも立候補する時、「日本を変えます」「政治を良くします」と言います。言うだけなら簡単です。しかし、実際に実行できる政治家は多くありません。


6年前の参議院選挙で、前川きよしげ候補は貸金業法の改正を訴えました。「多重債務で多くの弱い人たちが困っている。毎年20万人の方が自己破産をしている。7000人の方が経済苦で自ら命を絶っている。その一方で、何人もの貸金業のオーナーが長者番付に載っている。おかしいじゃないですか。利息制限法とのグレーゾーンを無くしたい。私に、貸金業法の抜本改革をさせて下さい。」

野党の議員が、選挙で約束した公約を実現するのは非常に難しいことです。前川きよしげ議員は、民主党の中から仲間を増やし、当時の政権与党にも働きかけました。賛同する議員を増やして行き、その結果、全会一致で2006年12月に貸金業法は改正されました。

大きな法律の改正だったので、施行は段階的に何年もかかりました。そして今年、2010年6月18日に改正貸金業法は完全施行されることになりました。実は、昨年秋の政権交代後、私も法務大臣政務官として政府の中で完全施行に向けて取り組む担当者となりました。担当者として現場で見てきたからこそ、前川きよしげ議員が国会で成し遂げた仕事の大きさを実感しました。


私はいつも有権者の皆様に申し上げます。「今投票に行けない未来の世代のために、私たち今の大人は何をなすべきでしょうか」。政治は、皆様の一票でしか変わりません。皆様が一票で政治家を選び、託された政治家は約束した公約を実行する。公約を守れなかった政治家は、次の選挙で厳しい評価を受ける。これが本来の民主主義の姿です。

もうすぐ参議院選挙がやってきます。一人ひとりの政治家が問われる時代だからこそ、一人の政治家を選ぶあなたの一票が日本の未来を決めます。是非、あなたのその確かな目で、厳しく政治家を選んで下さい。