菅第2次改造内閣発足

(記2011/01/15)

平成23年1月14日(金)、菅第2次改造内閣が発足しました。法相には江田五月(えだ・さつき)さんが就任。江田さんは参議院の議長も務めた方なので、三権の長が一議員としてまた大臣に就任するということも異例のことです。ただ菅総理と共に長年歩んできた政治家なので、菅総理としては自分の納得する人事を貫いたということでしょう。

私も法務委員会の筆頭理事として、今まで民主党の法務部門の政策を引っ張ってきた江田さんが法相になったことで、2009マニフェストの実行が促進されるという感想を持っています。


ただ、与謝野馨(よさの・かおる)氏の入閣については、私も良く分かりません。与謝野氏と東京1区で選挙を闘ってきた海江田万里(かいえだ・ばんり)衆議院議員が「不条理だ」とこぼしておられましたが、両氏が同時に閣内に入るということについて菅総理から合理的な説明がなされていません。与謝野氏を招き入れることにより国会運営を円滑にしようとしたとマスコミでは解説されていますが、自民党総裁の否定もあり、その理由は考えられません。国会が開かれて推移を見るうちに分かってくるのでしょうか。


いずれにせよ、国会に臨む政府側の布陣が整いました。併せて、通常国会の会期は1月24日から6月22日までの150日間と閣議決定されました。私たち与党側の議員は、この通常国会、この布陣を支えていくことに全力を尽くすことになります。