社保税一体特委 2つの流れで質問


現在、参議院では社保税一体特委(社会保障と税の一体改革に関する特別委員会)で審議が進んでいます。

第1日目 7月13日(金) 法案趣旨説明

第2日目 7月18日(水) 基本的質疑(NHK中継入り)1日目(7時間)
第3日目 7月19日(木) 基本的質疑(NHK中継入り)2日目(7時間)← 中村質問

第4日目 7月20日(金) 一般質疑(TVなし:5時間)← 姫井議員質問
第5日目 7月23日(月) 一般質疑(TVなし:6時間)← 中村質問

(ここまでで質疑時間25時間)

第6日目 7月25日(水)(今日) 集中審議(NHK中継入り:7時間)← 姫井議員質問

第7日目 7月26日(木)午前 一般質疑(TVなし:民自質問せず6時間換算)← 中村質問
第7日目 7月26日(木)午後 参考人質疑(TVなし)← 中村質問

第8日目 7月27日(金)(明後日) 集中審議(NHK中継入り:7時間)← 中村質問

(ここまでで質疑時間45時間)

というところまで、決まっています。


大きく分けて、
1.NHK中継入りの質疑
2.TVなしの一般質疑
に分かれていると分かります。


NHK中継入りの時は、総理が出てくることが多いです。そのため、総理に聞かせたい質問をします。
私の場合、「そもそも選挙の時に約束しなかった増税を強行しなくてはならないぐらい、本当に日本は財政危機なのか」という論点についてしつこく聞いています。27日(金)も、19日(木)に引き続いてその論点を聞きます。


TVが入らない一般質疑では、総理が入らないので、副総理・財務大臣総務大臣・厚労大臣と3党各担当者に質問をします。
私の場合、今回の三党合意が自民党に大幅に民主党が譲ったものだと評価しているので、逐条的に細かく条文の意味を聞いていきます。明日の審議も、23日(月)の続きで、細かい論点を聞いていきます。


このように、特別委員会の審議が毎日あっても、大きく二つの流れで進んで行っていることが分かります。

国会についての報道では、このようなところまでは伝えませんが、実際にはこのような認識で国会議員が審議に向かっていることを知っていただくと、読者の皆さまにとって、ちょっと違った見え方になってくるのではないでしょうか。