利賀村訪問記(2) 村の姿

【民宿「麻生」】

朝食後、泊めていただいた民宿「麻生」のご主人と話をしました。息子夫婦と同居しているが、三姉妹の孫の上二人は、高校へ行くのに利賀村からは通えず下宿をしていること。大学の下宿よりは費用がかからないけれど、親の負担が多いこと。今まで一緒に過ごしてきた孫がいなくなるのは寂しいこと。・・・そんな利賀村の家族だからこその話を聞かせていただきました。

特に、高校に自宅から通えないことが地域のコミュニティに与える影響を実感しました。義務教育費の国庫負担金の問題が政治的テーマになっていますが、教育費について、国がもっと取り組まなければならないことを改めて痛感しました。

http://www.shokoren-toyama.or.jp/~toga/masou/masou.htm


【メルマガ読者の斉藤さん】

メルマガの読者で私を利賀村に呼んでくださった、商工会事務局の斉藤さんの案内で、利賀村の姿を見せていただきました。以下のスポットは、斉藤さんの案内で回ったところです。


イワナの養殖】

まず、岩魚(イワナ)の養殖の姿を見せてもらいました。イワナは、清流にすむ魚で、百瀬川の伏流水を使って、養殖をしています。

オジサンは気さくな人で、オバサンはパワフルな人でした。

イワナの卵を採る作業を体験させていただきました。イワナは、生後3年ぐらいから卵を採れるようになるようです。大きなものは、生後5年ぐらいのものでした。

前日の民宿で食べたイワナの塩焼きも、ここのイワナでした。イワナは、鮎(アユ)に比べて骨が柔らかく、頭から食べられます。オバサンの作るイワナのカラアゲは、非常においしかったです。

この夫妻は、民宿も経営されています。10人ぐらいまでの小さな宿ですが、おいしいイワナを食べたい方、イワナのつかみ取りを経験なさりたい方にオススメです。(イワナ生一尾250円、イワナ塩焼き(炭火焼)450円、イワナのカラアゲ450円)

「民宿おかもと」〒939-2511富山県南砺市利賀村百瀬川 TEL・FAX 0763-68-2452
イワナは、生・塩焼き・カラアゲともに、通信販売もしていただけるそうです。

http://www.shokoren-toyama.or.jp/~toga/mokamoto/mokamoto.htm


(以下、後日に掲載します。)

帰りの電車の中から16:00にこのページにアップをした11月8日の内容は、11月8日のページに移しました。(18:43)