故人に関する報道について
先月末から、奈良新聞と奈良日日新聞に、2006年に私の妻が亡くなったことに対して言及する記事が書かれています。内容的には、3年前(2007年)に週刊誌が書いたことと同旨のことです。
なぜ私がこれまで一方的な名誉毀損記事について、自分のブログやサイト等の自分が持つメディアで言及をしてこなかったのかと言えば、その言及の過程で、妻の生前の姿について明らかにする必要があるからでした。故人のことを思えば、自ら事実を公にすることには躊躇していました。
ただ、2007年に参議院選挙に立候補することが決まったときに、私を担当する新聞記者の皆様には、記者の判断で記事にすることもあり得ることを承知の上で、丁寧に話をしました。奈良新聞の記者も同様です。その結果、いわゆる五大紙を初め、新聞ではこの件が報じられることはありませんでした。
今回の記事について放置しておけば、このまま名誉毀損記事を事実として認めることになりかねないため、法的な措置を検討しています。その過程において事実を明らかにすることにしているので、このようなブログの記述も控えていました。しかし、5月14日の奈良新聞の社説で再び触れられていることを見て、最小限のコメントを出すことと致しました。