「空が青いから白をえらんだのです」奈良少年刑務所詩集


詩を読むには少し心が落ち着いていなければなりません。選挙前に購入していたけれど読めていなかった詩集を読みました。アマゾンのレビューを読んでもすばらしいレビューばかり。私は読後感を適切に文章にできる自信がありませんでした。それくらい心に来る作品でした。

奈良少年刑務所詩集「空が青いから白をえらんだのです」(寮 美千子:編・長崎出版 (2010/06))


空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集


昨日、法務省に入った時に大臣官房秘書課長と話をしました。矯正局総務課長をしていた秘書課長でしたが、この本のことはご存じないようでした。仕方ないので手持ちの本をお貸しして矯正局はこういう本が出ていることは承知しているのか確認をするように指示をしました。

多くの方々にこの本を読んでいただきたい。また、この本を読んでいただくことによって矯正行政でなされていることも知っていただけるのではないかと思いました。