骨髄バンクのドナー登録会 新規登録1名のみ

(記2008/12/14)


2008年12月13日、近鉄奈良駅6階の献血ルームで、骨髄バンクのドナー登録会が行なわれました。しかし、残念ながら、新規登録は1名でした。


毎日新聞記事)1.4MB
http://data.tezj.jp/2008-1214kotsuzui_bank_mainichi_np.JPG


私も「なら骨髄バンクの会」会員として参加しました。日赤の献血ルームを使わせていただいていることもあって、成分献血をして参りました。

今回は、奈良県の主催だったにもかかわらず、県からは担当者が1名参加するのみ。それも、この担当者の方が担当者になってからこの方が参加するようになったということで、今までは全くなし。

県が主催するのであれば、県の職員はビラ配りを手伝わなくても、少なくともドナー登録をして欲しい。


「なら骨髄バンクの会」は、ビラ配りをしたりしているのですが、これも全くのボランティアです。

ボランティアの善意のみに頼っている活動ですので、もう限界に達してきています。


12月26日(金)9時〜16時30分、県庁でドナー登録会が行なわれます。
さて、今度は、何人の県庁職員が参加していただけるのか。


ところで、献血事業も先細りになっています。「売血」になるという理由で、献血者に対する500円の図書券配布も禁止になり、献血者に対して、ほとんどメリットはない。

私が今回「成分献血」をしたのは、成分献血には一回1時間ぐらいの時間がかかりやる人が少ないことと、献血車は全血しか取れないので成分献血献血ルームのような設備があるところでしかできないことと、「成分献血」であれば次の献血もあまり時期を空けずにできることが理由です。

また、この日は、私の血液であるAB型の血小板は、県内の病院から5件希望があったのですが、最終献血者の私の時点で1名のみだったということでした。つまり、1+私でも=2件なので、3件分は不足。


病気になったら輸血もいるでしょう。
白血病になったら骨髄移植もいるでしょう。


でも、献血者も少なく、骨髄バンクの登録者も少ない。


この国が「たすけあいの国」になるのは、まだまだ先なのか。
しかし、私たちは、あきらめず活動を続ける。


参議院議員 中村てつじ
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