中村てつじ「日本再構築」ブログ

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「円安・株安のリスク!」アベノミクスの失敗はこれから

(再構築ビラ66号:2014/10/05発行)

◇ 株価下落のリスク

 安倍政権になって「株が上がった!」と喜んでいらっしゃる方もたくさんおられるでしょう。でも、政府が株を買っているから株価が上がっているだけならば、皆さん、いかがお感じになるでしょうか。
 皆さんの年金資金を使って政府(GPIF)が21兆円も株を買っていることは、3ヶ月前の当ビラでお伝えいたしました。 http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20140706 そして、なんと日本銀行も自らお金を刷って7兆円の株を買っています。合計28兆円です。
一日の取引高が2兆円前後をうろうろしている東京証券取引所で、28兆円の資金は膨大です。買っている株を売れば株価は暴落します。政府も日銀も大損をするので、売るに売れません。
特に日銀が株を買う問題は、株価が下がったときに、日本銀行の資産内容が傷んで、更なる円安を招くことになりかねないことです。より深刻です。

◇ 生活苦のリスク

 アベノミクス第一の矢、大規模な金融緩和は、ひどい円安につながっています。円安になれば、輸入されるモノの値段が上がり、実質的な給料は減ります。最近も、私がよく行っていたスーパーが閉店しました。
消費税増税の影響で売上げが伸びない中、円安による仕入れ高で、続けられない企業が続出しています。確かに円安で輸出大企業は儲かるかも知れません。しかし、数で言えば大多数の国民は、輸入物価高の影響で、生活苦のリスクに直面しています。
 アベノミクスは失敗。見かけを取り繕う粉飾のため、安倍政権はなりふり構わずおかしなことをやっています。更なる粉飾のため、皆さんの年金資金で更に株式を買う。そんな決定もそろそろなされる見込みです。
 このような人為的な価格操作はいつまでも続けられません。アベノミクスは安倍のリスク。いつ崩れるか分からないリスクを我が国は抱えました。いまこそ、国民の生活を第一に考える経済政策に転換するべき時に、来ています。

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追記(2014/11/06):10月31日に政府は上記「更なる粉飾のため、皆さんの年金資金で更に株式を買う。そんな決定もそろそろなされる見込みです」という決定を行いました。 その結果、株価は上がっていますが、いつまでも続くものではないことは、第66号で述べた通りです。